卒業生Nです。
私がスクールに入学したのは、憧れだったヘアメイクという仕事に挑戦してみたいと思ったことがきっかけでした。
これまで職を転々としてきましたが、心から打ち込める仕事に出会うことができませんでした。
なので、「もしかしたらこれも途中で挫折するかもしれない」と思いながら通っていました。
その考えが変わったのは初めて野村先生のアシスタントをしたときでした。
実際の現場を見て、ヘアメイクを仕事にしたい、もうこの道一本で行こうと確信できました。
もしスクールがレッスンだけのカリキュラムだったら不安なまま通い続けていたと思います。
アシスタントを経験して、実際の現場ではレッスンで習ったことであっても想像以上にできないものだと感じました。
本物のモデルさんを前に緊張したり時間が限られていたりと、レッスンと現場ではこうも違うのかと思い知らされました。
しかし、その経験があったからこそ自分に足りないものがわかり、レッスンへのモチベーションに繋がりました。
レッスンでは、目の前の課題にがむしゃらに取り組みました。
というより、教えられることをできるようにする努力だけで一杯一杯でした。
しかし、卒業する頃には確実に技術が身についていることを実感できました。
私がスクールに入学したのは30歳で、スタートは遅かったと思います。
実際に現場で活躍している方は年下の方も多く、気後れすることもあります。
しかし、それでもやりたいと思える魅力がヘアメイクの仕事にはあると思います。
スクールに入学していつの間にか年齢のことは気にしなくなっていました。
そう思えるようになったのは、ヘアメイクが好きだと確信できたからだと思います。
今後、仕事をしていく中でいくつもの障壁にぶつかることと思います。
しかし、それを全て乗り越えていかなければ自分が理想とするヘアメイクアップアーティストにはなれないだろうと思っています。
私にとっては年齢も越えるべき障壁の一つにしか過ぎません。
これから東京へ行き、必ず活躍できるヘアメイクアップアーティストになります。
そうすることで、夢を叶えるのに年齢は関係ないことを証明し、
私のようにスタートが遅かった方の励ましになれればいいなと思います。